ニートになった まがお

ニートになった まがお

日ごろの思いを連ねていくブログ。ゲームや映画などの記事も書きます。

『フォートナイト』はどのようにしてゲーム界の覇権を手にしたのか


今でこそ、フォートナイト=バトルロワイアルというイメージだが、当初のフォートナイトはタワーディフェンス系のゲームだったことはご存知だろうか。

 

フォートナイトの始まり


当初はモンスターの襲撃に耐えるためプレイヤー同士が協力して基地を開発する、『マインクラフト』と『Left 4 Dead』をミックスしたような協力ゲームだった。(現『世界を救え』モード)

 

開発元のEpic Gamesは、フォートナイトを開発する段階でさまざまな、PvPモードやPvEモードを制作。

 

最終的にPvEモード(現在の「世界を救え」モード」として発売。しかし、同年に人気が過熱していた「PUBG」のバトルロワイアルのエッセンスを取り入れ、無料で発売したところたちまち人気を集めるようになった。

 

参考文献

https://news.denfaminicogamer.jp/news/181128b

https://www.gamespark.jp/article/2018/04/19/80186.html

 

「無料」というアドバンテージをいち早く取り入れた。

 

『フォートナイト』は無料タイトルとして、2017年7月にPS4XBOX・PCで早期アクセス開始。(「世界を救え」モードは有料。)

 

その後、同年の3月に発売され、爆発的な人気を集めた『PUBG』によって「バトルロワイヤル」というゲーム性が大きな注目を集めるようになる。

 

しかしながら、『PUBG』はPCでしか遊ぶことができず、敷居が高かった。そこに、彗星のごとく現れたのが「フォートナイト」。



「バトルロワイヤル」というゲーム性を持ちながら、しかも「無料」。さらに、PC・PS4XBOXで配信され、多くの人が手軽に遊ぶことができた。

 

「無料」&「誰でも遊べる」&「バトルロワイヤル」という看板は、それほどゲームをしない人も巻き込む形でシェアを広げることになる。






 




アップデートで無限にコンテンツを追加できる。

 

フォートナイトは2017年9月から2019年10月までに、シーズン10までアップデートを行ってきた。同年の10月には、「チャプター2 シーズン1」に展開。

 

この約2年間、「キャラクタースキン」「エモート」「武器」「アイテム」「マップ」など多岐にわたるアップデートを繰り返しながら、常にユーザーを飽きさせない工夫を行ってきた。

 

しかも、そのアップデートの速さも尋常ではない。約1ヶ月でなにかしらアップデート予告が入り、2ヶ月経つとなにかしらアップデートされるという、尋常ではない速さ。

 

例えば、2018年3月29日に新武器として登場した「誘導ミサイル」。

 

しかし、「強すぎる」というユーザーの意見を取り入れ、4月11に下方修正。最終的には4月18日には武器から削除された。

 

この間、1ヶ月もたっていない。ユーザーの意見を取り入れ、吟味し実行するまでの速さは恐ろしくも感じる。



消費者がコンテンツを生み出せる

 

2018年12月は「クリエイティブ」モードが追加。「クリエイティブ」モードでは建築物を自由に配置することができ、配置したものを使ってさまざま遊び方を楽しむことができるようになった。

 

たとえば、「かくれんぼ」「アスレチック」「雪合戦」などがその代表例である。

 

しかし、それはあくまで1例であり、迷路などを作ったり、建築そのものを楽しむプレイヤーも。

 

「クリエイティブ」モードの追加によって無限に遊びの幅が増えていった。

 

また、「クリエイティブ」モードで制作したマップは、インターネットを通じて世界中の人たちと共有することが可能。

 

これによって、世界中のプレイヤーによる無限のを秘めたアイディアとその「コンテンツ」を共有できるようになった。

 

「クリエイティブ」モードの追加によって、「コンテンツ」をプレイヤーで自身で生み出せるような仕組みになっている。